世界銀行が発表した『グローバル・ガス・フレアリング・トラッカー』(2026年6月23日)によると、2025年の世界のガスフレアリング量は6%増加して167 bcmとなり、2019年以来の最高水準を記録した。これにより、2023年に始まったフレアリング量の増加傾向が続いた。生産された原油1バレルあたりに排出される随伴ガスの量を示す「フレアリング強度」も、2025年には3%近く増加した。世界銀行によると、「2025年にフレアリングされた167 bcmのガスは、昨年ペルシャ湾を通過したLNGの量を上回っており、その量はアフリカのガス消費量に匹敵するほど膨大な資源である」という。
フレアリング量上位9カ国(ロシア、イラン、イラク、ベネズエラ、メキシコ、リビア、アルジェリア、ナイジェリア、米国)によるフレアリング総量のシェアは、2025年のフレアリング総量の83%を占めているが、これらの国々の石油生産量は世界全体の半分にも満たない。2025年にフレアリング量が最も大きく増加したのは、ロシア、メキシコ、イランであった(増加量の多い順)。依然として世界最大のフレアリング国であるロシア(2025年の世界フレアリング量の18%を占める)では、フレアリング量が9%(2.5 bcm)増加した。
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