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サウジアラビアにおける150万kWの太陽光発電の開発でMasdarとJinkoが最終選考に残った。

サウジアラビアの電力調達会社(SPPC)は、サウジアラビアにおける1,500MWの太陽光発電容量の開発について、UAEの再生可能エネルギー企業Masdarと中国のJinko Powerが率いるコンソーシアムを最終候補に挙げた。サウジアラビアの国家再生可能エネルギー計画(NREP)の第4次太陽光発電ラウンドには、110万kWのAl Henakiyahプロジェクトと40万kWのTabrajalプロジェクトが含まれ、建設・所有・運営(BOO)モデルで実施される。この2つの太陽光発電所が完成すれば、サウジアラビアの約26万5,000世帯に電力を供給できるようになる。

Al Henakiyah浮体式太陽光発電プロジェクト(メディナ県)では、Masdar主導のコンソーシアム(EDF RenouvelablesおよびNesma Companyとの提携)が、米ドル1.68cUSD/kWhという最も低い平準化エネルギーコストを提示し、Jinkoは米ドル1.71cUSD/kWhを提示した。Tabarjalプロジェクト(サウジアラビア北部)では、Jinko主導のコンソーシアム(Sun Glare HoldingとSunlight Energy Holdingも含む)が米ドル1.71cUSD /kWhを提示してトップ入札者となり、Masdarは米ドル1.93cUSD /kWhを提示した。