「欧州連合(EU)と英国(UK)が共同主導するインターナショナル・パートナーズ・グループ(IPG)は、フランス大統領のベトナム訪問の傍ら、5億4,700万ユーロ(6億2,400万米ドル)相当の協定に署名し、ベトナムにおける2つのJETP支援投資プロジェクトの進展を歓迎した。
ベトナム電力(EVN)とAgence Française de Développement(AFD)は、IPG開発金融機関6社(AFD、EIB、JICA、KfW、CDP、Proparco)のコーディネーターとして、ニントゥアン省バクアイに位置するベトナム初の120万kW揚水発電プロジェクトの建設を支援するため、最大4億8,000万ユーロ(5億4,700万米ドル)の長期融資を提供する覚書に調印した。このプロジェクトはまた、EUが資金を提供し、AFDが管理する1,000万ユーロ(1,140万米ドル)の技術支援の恩恵も受けている。
さらに、ベトナム送電公社(EVN NPT)とAFDの間で、ビンズオン省とドンナイ省にまたがる500kV送電線と変電所を建設するための6,700万ユーロ(7,600万米ドル)のクレジットファシリティ契約が締結された。このプロジェクトは、再生可能エネルギーを統合し、ベトナム南部で信頼性の高い電力を供給するために、ベトナムの送電網の能力を向上させる。
最近改訂された国家電力開発計画(PDP8)において、ベトナムは排出量削減に取り組み、石炭使用を制限し、電力ミックスにおける再生可能エネルギーの割合を増やすことを構想している。」

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